「エッホエッホ」は メンフクロウのヒナが走る写真 に擬音を重ねたミームが元ネタで、X(旧Twitter)やTikTokで爆発的に拡散しました。
その後「パクツイ」問題が浮上し、誰が本当の“生みの親”かを巡って議論が起きています 。
🪶 エッホエッホの誕生
- 元ネタ: オランダの写真家ハンニ・ヘーレ氏が2021年に撮影した「走るメンフクロウのヒナ」の写真。
- 日本での拡散: 2025年春、X(旧Twitter)で「エッホエッホ」と擬音を添えた投稿が拡散。小さなフクロウが必死に走る姿と擬音のリズムがマッチし、瞬く間にミーム化。
- 派生コンテンツ: シンガーソングライター・うじたまい氏が「エッホエッホのうた」を公開。ショート動画や企業アカウントの便乗投稿も相次ぎ、社会現象に。
🏆 流行語大賞受賞
- 2025年12月、「エッホエッホ」が新語・流行語大賞トップ10に選出。
- 受賞者は「エッホエッホ」を考案したXユーザー「うお座」氏と、楽曲を制作したうじたまい氏。
- 表彰式でうお座氏は「親指を動かしてツイートしただけなのに招待いただき感謝」とコメントし、ユーモアを交えたスピーチで話題に。
🔥 パクツイ疑惑と炎上
- ネット上では「うお座氏は元ネタをパクツイしただけでは?」との批判が噴出。
- 実際、写真の撮影者は海外の写真家であり、擬音を添えた投稿も複数存在していたため、“誰が本当の生みの親か”を巡る論争が発生。
- この炎上は「パクツイ文化」「著作権意識の低さ」「デジタルタトゥー問題」を象徴する事例として注目されている。
📌 考察:ネット文化の光と影
- 光: 可愛いフクロウの写真が世界中で共有され、擬音と組み合わさることで新しい文化的表現が誕生。
- 影: 元ネタの権利やオリジナリティが曖昧になり、受賞者が“パクツイ犯”と批判される事態に。
- 示唆: ネットミームは「共感」と「拡散力」で爆発的に広がるが、同時に「誰のものか」という所有権の問題を常に抱えている。
✍️ まとめ
「走るフクロウ」から始まった小さなミームは、流行語大賞に選ばれるほどの社会現象へと成長しました。しかし、その裏ではパクツイ疑惑や炎上が起き、ネット文化の功罪が浮き彫りになりました。「エッホエッホ」は可愛さと共感の象徴であると同時に、現代SNSに潜む著作権・倫理問題を映す鏡でもあると言えるでしょう。


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