国会でのヤジや過激な発言で何かと話題となる立憲民主党の小西洋之議員。
そんなことから評判を落としがちで、なぜ落選しないのかといった意見もチラホラ。
とはいえ国会のクイズ王という異名を持つほど愛される側面を持つのも事実です。
そんな小西洋之議員の注目されるところを調査してみました。
立憲・小西洋之議員の評判とその背景

なぜ当選し続けるのか
小西洋之議員(1972年生、千葉県選挙区)が継続して当選する理由は複数あります:
1. 選挙制度上の要因
- 千葉県は参議院選挙の「3人区」で、一般的に自民党2議席、野党1議席という構図
- 野党統一候補として立憲民主党の公認を受け、組織票を固める戦略 朝日新聞
2. 政策立案能力と専門性
- 元総務省官僚(課長補佐まで歴任)としての行政経験
- 医療政策や放送政策など専門分野での知見
- 国会での質問力と政策提案能力に一定の評価 小西議員公式サイト
3. 地元活動と組織票
- 千葉県内での地道な地域活動
- 労働組合(連合千葉)などの組織的支援
- 2022年参院選では3選を果たし、政権批判票を集約 産経新聞
「クイズ王」と呼ばれる理由
小西議員が「国会のクイズ王」と呼ばれるのは、安倍元総理との国会論戦が発端です:
有名な憲法クイズ事件(2013年3月)
- 参議院予算委員会で安倍総理(当時)に憲法の基本知識を問う質問を連発
- 「憲法において包括的な人権規定と言われる条文は何条ですか?」といった質問で追及
- 安倍総理から「勉強したての知識をひけらかすような質問」と反撃される
- この映像が話題となり「クイズ王」の異名が定着 スポーツ報知
ヤジ問題と評判の悪化
最近の炎上事例
1. 高市首相所信表明演説でのヤジ問題(2025年10月)
- 「裏金!」「責任を取れ」などのヤジで演説を妨害
- 小西議員は「ヤジは非常に重要な議会活動」と開き直り発言
- 国民から「演説が聞こえない」と批判殺到 Yahoo!ニュース
2. サル発言炎上(2023年3月)
- 憲法審査会の毎週開催を「サルがやること。蛮族の行為」と発言
- 与野党から「侮辱だ」と批判が殺到
- 立憲民主党内でも処分対象となり、参院政策審議会長を辞任 朝日新聞
現在の立場と評価
党内での処遇
- 2023年のサル発言で党の要職を事実上更迭
- しかし議員辞職には至らず、現在も参議院議員として活動継続
- 立憲民主党内でも「問題発言」として扱われているが、完全な処分は避けている状況
国民の評判
- SNSでは「議員として品格がない」「見ていて不快」という意見が多数
- 一方で、政権への厳しい追及姿勢を評価する声もある
- 2022年参院選では3選を果たしており、一定の支持基盤は維持
小西議員は高い専門性と政策能力を持つ一方、発言の過激さや品格への疑問から評判が分かれる政治家といえるでしょう。千葉県の選挙制度と立憲民主党の組織力により当選を続けているのが現状です。

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